日本の物価がなかなか上がらない理由

日本人は世界でも稀に見る変わった民族で、その特異性は良くも悪くも外国とは全く違うものです。

アベノミクスで2%のインフレ目標を目指していますが、実際物価が上がったという実感はそれほど無いと言えるでしょう。

その反面、タイの物価上昇はとどまるところを知らない状況で、確実に物価は高くなっていて、日本円を使って生活している人には非常に大きな問題とも言えます。

しかし、なぜタイの物価はこんなに上がるのか?ちょっと考えてみたのですが、実際にはそれほど大きな理由は無さそうです。

 

タイはなぜ物価上昇するのか

タイ人の特徴として、「あの店は儲かっているから同じ店を出そう。」「近所の店はこの値段でやっているから同じ程度にしよう。」と基本的に真似をするだけのビジネスモデルです。

旅行をしていると、数年前よりも宿泊費が確実に20%以上値上がりしています。なぜこんなにホテルが値上がりしているかをタイ人に聞いてみると、

「周囲のホテルが値上げしているから。」

という答えばかりです。

つまり、何かの理由があってやっている訳ではなく、つられてやっているだけという面が大きいのでしょう。

しかし、安宿が値上げする理由は、貧乏バックパッカーが激減した事で、利用者が少なくなったからという理由もあります。

タイ人は基本的に値上げをした時に文句を言わず、買わなかったり、利用しなかったりします。

まあ普通ですよね。

 

日本人は1億総クレーマー

さて、日本はなぜ物価が上昇しないかと言えば、値上げのニュースを見ると良く分かります。

「原材料費の高騰で、企業努力だけでは価格を維持できなくなった。」

この様な言い訳を必ず言いますが、これを言わないとクレーマー日本人は「ボッタクリだ」とい始めるからです。

価格というのは、需要と供給のバランスで成り立つのですが、日本人は安い価格で販売しないと激怒するのです。

いや、別に買わなきゃ良いじゃん?

って話なのですが、日本人は質が悪いですから、文句ばかり言い始め、「適正価格で販売しろ」と言い始めます。

はっきりと、「貧乏で買えないから安くして」とは絶対に言わない。プライドだけはいっちょ前の典型的なダメ人間ですね。

 

関西人を見習え

日本で商売をしていて、値上げを考える時には必ず、やむを得ないという理由が必要です。

それを巧みに使っているのが、関西人です。

関西人は小麦粉の価格が上がったというニュースがあると必ず、「今までの価格ではやっていけないから値上げをする。」と涙ながらに訴えます。

しかし、小麦粉の値上げなんて微々たるものです。

2015年6月に日清製粉が値上げに踏み切った時、中薄力粉で125円値上げしたというニュースがあり、例によって関西人のお好み焼きやたこ焼き店にインタビューに行くと、「値上げしか無い」と口をそろえて言っていました。

しかし、値上げしたのは25kgあたり125円です。

8個入りのたこ焼きは小麦粉が65g必要で、25kgあれば384パック作れることになります。

それを涙ながらに「やりたくないけど、20円値上げしました。」とか言い放つのが非常に愉快。

便乗値上げで7860円の利益、値上げ分を差し引いて7555円の純利益を得ているのです。

関西人の様に、こずるく商売をする方法でないと日本の物価上昇は見込めないでしょう。