金を持っていれば幸せなのか?

2016年1月18日

自分がやっている事や、あまり受け入れられそうも無いことをやんわりとした言葉で人に伝える。

言ってみれば、太った女が自分の事をマショマロ系だとかぽっちゃり系だとか、ある程度かわいい言葉で擁護するというのは目も当てられないほど無残な事です。

その必死さに、かわいそうとか一切思えなくなり、一定の嫌悪感を覚えるのは私だけではないでしょう。

一昔前の若いバックパッカーは「自分探し」とか言っていまして、自分は普通では出来ない旅をしているんだ、他の旅行者とは一線を画していて、「一人旅サイコー」とか手放しで喜んでいたものです。

そういう連中に限って自分を見失っている事が多いのは必然です。

最近のバックパッカーや外こもっている人たちと最近話しをしたのですが、ちょっとずつ変化しているようで、以前とは違った意見を持っている人が多いようです。

今、とあるゲストハウスに泊まっているのですが、地元のタイ人、スペイン人、アメリカ人と話をしたのですが、なぜかスペイン人女性が突然

「金を多く持っていても幸せとは限らない。」

 

とか思春期の中学生が言いそうな事を言い始めまして、やれやれまたこの話かと辟易していたのです。

自分が金を持っていない事、働かない事を正当化する輩というのは、日本に限らずどこにでもいるんだなと、ビールを片手にニヤニヤしながら聞いていたら周囲のアメリカ人やタイ人も、そうだそうだと同調しているのです。

「あんたはどう思うの?日本人は仕事が一番大切なんでしょ?」

このスペイン女、私に矛先を向けるんじゃねーよ、明らかに日本人をバカにしている態度にちょっとおかんむり。

ちょっちこいつら懲らしめてやるかと静かに語りだす私。

「あなたは自分の事しか考えていないんだね、あなたは自分だけがのんびりすごしたいだけでしょ?自分だけが幸せであればそれでいいんでしょ?」

「仕事をたくさんすれば多くのお金が手に入るよね?その余計に働いて得たお金を、困っている誰か、例えば親のいない子供の為に使ったりするというのはできないの?」

「金があっても幸せにはなれないなんて嘘でしょ?金があれば多くの人を助けることができる。」

「問題は、持っている金の大小では無くて使い方なんだよ。」

「あなたの国は先進国で多くの金を得るチャンスがあるのに、それを放棄しているのはどうしてなの?」

「多くの人を助けるチャンスを持っているのに放棄しているのはどうしてなの?」

「つまり、あなたは自分の幸せの為だけに生きているんだよ。」

 

こんこんと問い詰めてやったら完全に黙っていました。

私に矛先を向けたらこうなる事を思い知らせてやりました。

ほとんどの人は自分がやっていることを正当化したいというのは分かりますが、それを他人に押し付けるというのはナンセンスなんです。

自分の幸せの尺度というのは他人には当てはめられないのです。

日本であくせく働いて幸せとは言えないとか言う日本人に多く会ってきましたが、そういう人生も幸せなんです。

他人の人生と自分の人生を比べること自体が間違っていると考えないからこういう思考になってしまうのです。

2016年1月18日仕事