ガソリンの95を入れるのは無駄

タイのガソリンは日本よりも種類が多くあり、最初は何のことやら分からないものですが、何年住んでもよく分かっていない人も多くいます。

タイのガソリン

ベンジン(ベンゼン)95:91 / 日本と同様のガソリン

ガソホール 95:91 /エタノール10%混合ガソリン

E20 /エタノール20%混合ガソリン

E85/エタノール70〜85%混合ガソリン

 

この様にエタノール濃度が高くなるに連れて小売価格は安くなるといった傾向にあります。

安くなるのは良いことなのですが、その弊害として熱量が下がってきて、燃費と出力が悪くなり、使い方によってはガソホールを使うよりもベンジンを使ったほうが経済的という場合もあります。

その差は5%以内なので、価格差がその間であればガソホールの方が安いといえるます。

長距離を一定の速度で走ることが多い人にはガソホールの方が経済的に良いとは思いますし、加速を繰り返す事が多い場合にはベンジンの方が良いかもしれません。

 

ところで、ハイオクの方が高品質でパワーが出ると思っている人がいますが、最初に行っときますけど、もしあなたの車がハイオク仕様の車だったらそうなのかもしれませんが、普通のレギュラーガソリン指定の車に乗っているのなら全く意味が無いのです。

 

とある日本人のおじさんが、「カローラに95のガソリンを入れている、やっぱり良いガソリンをいれなきゃね。」なんて得意気に言っていたのですが、レギュラー仕様の車にハイオクガソリンを入れるのって全く意味が無いのです。

 

こういう無知な日本人が多いのは、日本人は何だかわからないけど高いものは良いものだと思っているからです。

 

数字が大きいほど高品質。

 

こういうアホな価値観を日本の企業は本当によく利用しています。

 

デジカメの画素数が大きいほど高画質だ

ポスターでも作りたいのかと思うくらい大きな画素数のカメラを持っている人がいるのですが、画素数は画質ではありません。

 

 

インターネットの回線は1ギガの方が100メガより速い

まず違うのが「〇〇bps」というのは速さではなく量ね、ちなみに1Gbpsで伝送してくれるサーバなんて世界に数えるほどしか無いのに…。

 

 

この様に情弱日本人を手玉に取る方法として日本の石油業界は、ハイオクガソリンの名前を「プレミアムガソリン」とか言ってちょっと良い感じに聞こえるように売っている。

もちろん清浄剤なんかが入っていてちょっとはエンジンに良いかもしれないが、気持ちの問題程度の成分量だしプレミアムって言うほどのものでもない。

 

ハイオクっていうのは高オクタン価の事で、平たく言うとノッキングしにくいですよという事で、よくわかっていない人がよく言うところの「爆発力が強い。」というのは大間違い。

 

それじゃあどんな車がハイオクが必要なのかって事になるのですが、高圧縮エンジンを採用している車である事、ハイオク仕様の車である事が第一条件。

圧縮比が高いエンジンは誤着火を防ぐためにハイオクが必要で、そこら辺の大衆車はハイオクを入れようがレギュラーを入れようが関係ない。

ちなみに、欧州車はハイオク指定されていますが、これは、ヨーロッパには日本のレギュラー規格(89)が無いので、日本で乗る時には仕方なくハイオクしか使えないという事。

もっと詳しく知りたい方は自分で調べてください。

 

とまあ、意味のある事を意味のあるようにしたほうが良いのではないかという結論なのですが、

カローラ程度の大衆車やバイクに95の燃料を入れるのは全くの無意味で、得意気に入れているおじさんを見つけたらにやにやしながら

「へー95入れたほうが良いんですねー、ところでこの95とか91とかどういう意味か分かってますかー?」

って言ってやりましょう。