チップをねだるタイ人

タイにはチップ制度は無いといわれていますが、実際にはそんなことはなく、心付けとしてチップを渡す習慣があります。

マッサージ店では、店員に100バーツを渡すというのが慣例になっていて、それは店員自体がフルコミッション同然で働いている場合が多いからです。

こういう事情を知っていれば、チップを渡しても問題ないのかな?とも思うのですが、それは個人の判断でしたらいいと思います。

しかし、タイという国はチップの文化がもともと無く、欧米からの都合の良い文化を取り入れるすべに長けている国民性、お金を持っている人が持っていない人に施すという事を美徳としているものですから、チップに関して大いなる勘違いをしています。

本来チップとはそのサービスに対しての謝礼ですので、サービスが悪ければチップなんて渡す必要は無いという事は当然の事です。

以前私が日本食居酒屋に行き、チェックを済ませた時、「お釣りはチップで良いか?」と聞いてきた女性店員がいました。

この店は、サービス料として10%上乗せしているわけですから、チップなんて上げる必要なんてありません。

しかもこのチップをねだってきた店員は態度も悪く、だらだら仕事をするものですから当然ちょっとムカついてはいたんです。

「サービス料は払っているよね?君にチップ?君は何か良いサービスをしたの?」

酔った勢いもあったのですが、そうその店員に言い、他の愛想が良くテキパキ仕事をする店員を呼び、チップを個々に渡しておきました。

ここまでしてこのチップをもらえなかった店員は「仕事を一生懸命して、愛想が良ければチップがもらえる。」と気づくでしょうか?

それを期待してこういう行動をしてみたのですが、まあ、手を出せば金がもらえるかもしれないと思っているだけの人間はいつまでたってもチップなんてもらえないでしょうね。

タイ生活