韓国人に間違われた方が良いのかもしれない〜いや…
海外に住んでいると、どこから来たのかを聞かれる前に「〇〇人?」とイチかバチか当てようとされます。
タイに来た頃、アパートの掃除のおばさんと話している時に「日本人でしょ?」と言ってもないのに当てられたのですが、どうしてすぐに分かってしまったのか聞いてみると、
「日本人の格好をしているから。」
と言われました。
日本人の格好がどういう物かを尋ねると、
「無精髭を生やして、短パンによれよれのTシャツを着てサンダルを履いている。」
などと国辱物の言われ方です。
そりゃ、アパートからコンビニに行った帰りですからその程度の格好をしていたのは自分なので仕方無いのですが、日本人のイメージってそういう物なのか?と憤慨してしまいました。
「だって日本人って言ったら暑いのにスーツを着ていたり、あんたみたいな格好をするでしょ?」
確かに、くっそ暑いのにジャケットを着ている日本人ビジネスマンを見かけることがありますし、小汚い格好のバックパッカーを見かけることもあります。
私はタイ人から見ると小汚いバックパッカーにカテゴライズされていたわけです。
タイに居るバックパッカーの格好といえば、日本じゃ一生お目にかかる事の無いデザインのランニングシャツにタイ人は履かないタイパンツを合わせるというやれって言われてもそうはできない格好をしているじゃないですか?
これと同類に見られているんだと思っただけで普段飲まないお酒に手を出しそうです。
タイ人はその見栄っ張りな性格と、超格差社会とが相まり、貧乏なタイ人と同様の格好をしている外国人があまり好きではないらしく、経済的に優れている日本人が貧相な格好をしているのが滑稽に見えるのだそうです。
「ちょっ、そんな事言っても欧米人はおんなじ様に短パン半袖でサンダルじゃない?」
「良いのよ、白人はカッコいいから。」
格差、大いなる格差です。
白人だったら何でも許されるという日本と同様の風潮がこの国では蔓延していて、頭の悪い女どもに価値観を押し付けられているのです。
そんだったらやってやるわ!
短パンサンダルを極力使わず、Tシャツだって甘んじてポロシャツとか着て、髭だってブラウンで剃りまくって外出するようにした結果、
「韓国人でしょ?」
って言われるようになってしまいました。
どんな格好をしても国辱物の最低の言われ方をするという結果を産んでしまったのです。
じゃあどうすりゃいいんだよ?